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TMP-1:横浜H様

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横浜在住のHさんよりご注文のTwisted Machine PEの製作に入ります。 私は長い事、テレキャスタイプのギターのフロントP.Uを外してエスクワイヤー仕様にした非常にシンプルなギターを好んで愛用しておりまして、バンド内でのサウンドアンサンブルにおいて曲によっては帯域補正の必要性を感じて設計した機材ですね。 メインの歪みとしても、パラEQで帯域補正したお好みのクリーンブースターとしても重宝します。 今回、ご注文くださったHさんもテレキャス弾きとの事ですね。 今回も入魂製作させていただきます。 で、まずはいつもの機材の個体差を無くすためのパーツ選別作業から。 これは計算パズルみたいな作業で結構時間がかかります。 全パーツ、決まりましたので、製作に入ります。(6/13) ケースの加工完了の図。(6/13) 続いてラベリング完了の図。 次は半田付けの作業に入ります。(6/13) 基板へパーツを取り付けていきます。 信号ロスを減らし、より良い電送をする為のパーツの取り付け方の工夫もあります。 これは手作業ならではの方法でしょう。 半田付けは一発勝負ですので、気を抜かずひとつひとつ集中してやります。(6/13) 基板からジャック等に配線していきます。 半田の量はこのくらいが良いのです。(6/13) 私は集中力が切れそうになると、無理せず休憩を取る事にしてますが、今日は長時間集中して作業できましたね。 配線と筐体組み込み完了です。(613) 動作確認中の図。 エージングも兼ねて、いろんな設定で鳴らして楽しみます。 WIDTHを左に回し切り、EQ GAINを上げ、FREQを動かすとまるでワウペダルですな。 パラメトリックEQは一台あるとかなり重宝する機材です。 フランク・ザッパはギター自体にパラEQを仕込んでましたが、ライブでも楽曲ごとに適した帯域設定に変えていたようです。 音出し確認、良好です。 今回、久々にTMP-1を製作しましたが、改めて良い機材だと思いましたね。 今回も大満足ですな。(6/13)