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IL-1:O様

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久々のブログアップですが、ここ最近は曲創りしたり、演奏仕事で遠征したり、特注機材を作ったり、ジャンク機材を修理したり、知人の機械式腕時計の修理をしたりと何かと忙しくしておりました。 で、落ち着いたタイミングでIL-1のオーダーをいただきましたので、製作にかかります。 で、毎度お馴染みパーツの厳選調整作業完了の図。(6/28) そして、ケース加工の儀、完了。(6/28) 加工したケースへのラベリング作業の儀、完了の図。(6/28) 選別したパーツを基板に取り付けました。(6/29) ワイヤリングはバランサーポットから。(6/30) そして、アダプタージャックとバッテリースナップ。(6/30) ワイヤリング作業、完了の図。(7/1) ワイヤーを綺麗に整えながらケーシングします。(7/1) 動作確認良好です。 うん。良いですね。 うっかり欠品させてました電池押さえのスポンジを入荷次第、貼り付けて完成ですね。(7/1)

FF-1:東京M様

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以前、Chimaira46をご購入いただいた東京M様より、Fuzzy Faithのご注文をいただきました。 リピート注文は嬉しいですね。 ありがとうございます。 で、FF Simulatorにてパーツを仮組みしてヒアリングチェックし、パーツ厳選していきます。 どこのパーツの定数をどうすればどうなるかは経験上、熟知しておりますので、狙ったトーンと弾き心地となるまで微調整していきます。(4/9) うん。良い感じです。 私の愛用機と弾き比べして最終調整完了です。(4/9) アルミケース加工の儀、完了の図。(4/9) ラベリング完了の図。 つい先日、PRE GAIN部の太陽のデザインが丸かぶりなFuzz Face系機材が存在している事を知りまして、真似してると思われるのは嫌なので、デザイン変更しました。 シンプルなデザインにしましたが、花弁が目盛の役割も兼ねており、実用的かと思います。(4/10) 基板へのパーツ取り付けが終わり、ワイアリング作業に取り掛かっております。(4/10) フットスイッチ部の配線完了の図。 トゥルーバイパス仕様です。(4/11) ワイヤリング完了の図。(4/11) 動作確認、良好です。(4/11) 外装デザイン変更にともない、ホームページの商品画像を差し替えました。 今回、製作した個体を商品画像として使わせていただいてます。(4/11)

IL-1:静岡S様

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つづいては静岡S様ご注文のIL-1の製作。 毎度、似たような投稿になってしまいますが、ご注文者様に作業進行状況をご覧いただく為のブログですので、ご了承を。 作業を公開する事は私にとって良いプレッシャーともなります。 で、いつものパーツの選別調整作業の図。 全く同じ部品でも個体差があり、その微妙な個体差も計算して付ける場所を緻密に決めてあるので、間違えないように発泡スチロール材に並べて差してあります。 製品クオリティを保つ為の必須作業です。 (2/20) で、使うパーツが決まりましたので、集中力全開で基板に取り付けていきます。(2/20) ケースの加工とラベリングを完了の図。(2/21) では、ワイヤリング作業です。 画像はバランサーポットの図。 ワイヤーは端子にしっかりと巻き付け、圧着させ、半田は接合に必要な量を流しこみます。"付ける"というよりは"流して"端子と線材を一体化させる感じですね。 この後、絶縁チューブを装着して更に補強します。(2/21) こちらはACアダプター用のDCジャック。 電池スナップのコードは電池交換の度に頻繁に動く場所なので、断線しないように更に強固な取り付け方をしてあります。 ここは絶縁チューブも長めですね。(2/21) 基板へのワイアリングの儀、完了の図。(2/21) フットスイッチへのワイアリングの図。 このフットスイッチは値段が高いのですが、機械的なガッチャン音が極小なのに踏んだ感触も伝わり、かつ堅牢性も高く、ずっと私のお気に入りです。 コンパクトなのも良いですね。 ただ、スイッチハットを取り付ける場合、ボタン部の径が若干小さめで一般的な市販品が適合しないのが難点ですが、使える物もあります。 こちらのブログでアップしてありますので、ご参照下さい。(2/21) http://taman-studio.blogspot.com/2022/01/120.html?m=1 端子の接合部をルーターで軽く研磨して、アルコール洗浄します。(2/21) で、しっかりからげて、半田流しの儀(2/21) ワイアリング完了し、ケーシングの儀。 少し休憩したら、動作チェックをします。(2/21) で、完成の図。 うん。良いですね。 動作チェック良好です。 弾いてて、とても気持ちが良く、クセになります。 この機材はクリ

Chimaira46:名古屋A様

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名古屋在住のA様よりChimaira46のご注文をいただきましたので、入魂いたします。 ありがとうございます。 ギターとベースにご使用いただくとの事で、こういった二刀流の方にはChimaira46は非常に便利な機材だと思いますね。 欠品していたパーツなどありましたので、本日は補充部品も含め、まとめて発注作業をしました。 で、まずは木製サイドパネルの製作。 最初、去年、導入したCNCフライス盤で初めて木材を削ってみましたが、なんか上手くいきませんでしたね。 設定や刃の選択などを見直す必要がありますので、結局、いつものように手作業にて製作し直しました。 良い感じ。(1/31) で、面取りと仕上げの研磨後、ステイン着色の儀、完了の図。 一晩、乾燥させて、クリアコートを重ね塗りしていきます。(1/31) で、本日は朝から、使うパーツの調整選別作業を始め、16時過ぎにやっと終わりました。 Chimaira46はパーツが多いので、時間がかかりますね。 特にTMD-1のEQバンドはギター&ベース用に特化した絶妙な周波数帯域とQ値設定してあり、可変範囲を広く取るため、あえて極端な設計をしている関係で、パーツの個体差による影響が特にシビアで、選別調整には時間を要します。(2/1) 使うパーツが全て決まりましたので、基板に取り付けていきます。 まずはエフェクトループの入力部にあるバッファー&クリーンブースターのBoostedManの基板。 ツマミセンター位置でほぼフラット、ブースト&カットできるという変わったクリーンブースターですね。 クリーンブースターにカットする機能が必要なのか?と思われそうですが、高域成分を劣化させずに音量を下げたり、ミュートスイッチとしても機能するので、状況によっては、これがなかなか便利なのです。 ループに繋げた機材の音量調整が出来るのも便利ですね。 パッシブギター&ベースを受けるには入力インピーダンスの低い機材もこのループに繋ぐとハイインピー受けでき、ループオフ時はトゥルーバイパスとなります。 ちなみに、このクリーンブースターの位相はちゃんと正相で出力されます。(2/1) サイドパネルは2度目のクリアコートをしたところです。 艶が出てきましたね。 後、2回重ねます。(2/2) で、こちらはコンプレッサーのInfinity Lineの基板