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2月, 2021の投稿を表示しています

Chimaira46:岐阜M様

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続いてもChimaira46ですね。 岐阜のMさんオーダー分です。 私も9歳頃まで岐阜に住んでました。 筐体の加工完了の図。 サイドパネル製作も完了してます。(2/24) で、Boosted ManとInfinity Lineの基板のパーツ取り付け完了の図。 現在、Dual Twisted Machineの基板を製作中です。 Chimaira46のエフェクトループに入ってるバッファーアンプ/クリーンブースターBoosted Manは今から10年近く前に自分で使う為に設計した回路です。 これ、ゲインつまみが12時位置くらいでレベルがフラット。 要するにカットする方にも機能します。 クリーンブースターにレベルを下げる機能が必要か?と思われるかもしれませんが、たとえば曲中にレベルを下げたいポイントがある場合、ボリュームペダルで下げたりギターのボリュームを下げると音質がマイルドになりますが、タイトな音色のままレベルを下げたい時などもありますので、カット側もある と便利だと思ったわけです。 で、今回はセンドリターンに繋いだ機材のノイズを抑え、かつゲインを調整できるバッファーアンプとしてBMを導入したわけですが、これが非常に便利ですね。 ちなみにセンドリターンに何も繋がない場合も普通にクリーンブースターとしてオンオフできるようになってます。 現在、新作の案がいくつかあるのですが、いずれはBoosted Manも単体で、なるべくコンパクトな筐体にてラインナップに加えたいと思ってます。(2/24) 私はSonic Youthなど、ノイズをも表現の手段として使用するアーティストも昔から好きで、自分の演奏なんかでも、ギターや機材が発するノイズをエフェクト処理してサウンドを創ったりなんかもするのですが、自分の製作機材は意図としないノイズは極力抑えるように心掛けてます。 機材を創りはじめて30年近く、いまでもノイズ対策の研究を続けてますが、ノイズを減らす要素というのは回路の設計はもちろん重要ですが、基板パターンのレイアウトや配線の仕方等々、実装技術によるものがほとんどだと思いますね。 歪み系エフェクターの回路などは信号を百倍以上に増幅してクリップさせますので、ノイズが増えるのは当たり前なんですが、増幅回路を通る前の回路でノイズに強くなる信号を作ります。 Chimaira46のセンドリターン

Chimaira46:神奈川M様

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 Chimera46の筐体材料届くの図。 オーダー順に製作していきますので、しばらくお待ちいただければと思います。 現在、神奈川M様のChimeraの製作に入っております。 時間ができたら自分の分も製作したいところですな。(2/12)  はい、2日ほど間が空きましたが、水土日は基本的に終日、ギター講師のお仕事をさせていただいておりますので、製作の方はお休みさせていただいております。 で、こちらは神奈川M様のChimera46用と同じく神奈川K様のIL-1基板ですね。効率アップの為、基板のみ同時進行でやらせていただきました。 さて、次はChimeraのケース加工です。(2/15)  神奈川M様のChimera46の筐体のフロントパネルの加工を完了。 そしてパネル裏面を研磨します。 この研磨作業をすると聴感で解るくらいにノイズは減りますね。 基板にボリュームやLED等、残りのパーツを半田付けして、今日は燃え尽きる。 続きは明日。 おやすみなさい。(12/16)  はい、神奈川M様、着々と進んでます。 ケース加工とラベリング完了の図。 あとは配線ですな。 あー、それと木製サイドパネル製作がありましたね。(12/16) iPhoneでブログを書こうとすると何かと上手くいきません。 私のやり方が悪いのかもしれませんけどね。 で、今日は初めてMacでアップしてます。 画像はChimera46のサイドパネル材をカットするの儀。 ベルトディスクサンダーで研磨して整えますます。 この工具はホントに便利で何かと使えますね。 私の趣味のルアー造りにも重宝してます。 この後、ネジ穴と角の面取りして塗装に入ります。 で、ステインで着色後に塗装ブースでクリアコートを塗り重ねます。 4~5回は塗り重ねます。 木目が綺麗ですね。 配線作業中です。 LEDをパネルに接着したので硬化するまで休憩ですね。やっぱり、Macでブログ書いてますが、どうも画像と文字のレイアウトが思ったようにはいきません。まあいいや。 配線作業完了です。 中身を撮影せずに蓋を閉めてしまいましたので、横からの図。 この後、ボリュームノブを取り付けて、前述の木製サイドパネルを装着して完了ですが、サイドパネルは昨日、塗装したばかりなので、念の為、もうしばらく乾燥時間を取ることにします。 サウンドチェックは今回も一発完動で非常に良い感じ

Jam's Bond(D.I Box):山口T様

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 これは一点物ですね。 アクティブとパッシブ両用のD.I ボックス、JAM'S BONDを製作しております。 これはエンジニアの方々にも非常に好評でしたが、愛用していたトランスが入手不能になってしまいまして、今回がストック最後の一個となってしまいました。 いずれにしろ代替えの同性能のトランスが見つけて、商品のラインナップに加えたいと思っております。 まずケース加工完了の図。(12/8) 少し休憩してブログアップしましょう。D.Iの基板を組んでおります。 2石のディスクリート回路をユニバーサル基板でポイント・トゥ・ポイントで完全密着、頑強に組んでいきます。 久しぶりにやりましたので楽しいですね。(12/8)  D.Iボックス配線完了しました。 サウンドチェックも良好です。 蓋を閉める前にスイッチやトランス等パーツを留めてるネジ類に緩み止めのネジロック剤を塗布します。 音楽機材は移動や演奏時に多くの振動を受けますので、ネジ類は割とすぐ緩みます。ネジロック剤を施せば緩まないですね。 あとは外装の仕上げ作業が残っています。(12/9) はい、D.Iボックス、Jam's Bond完成の図。 パッシブ、006P電池とファンタム電源のアクティブ駆動も可能で状況により使い分けできます。 画像には写ってない反対側にはグラウンドリフトとPADスイッチがあります。 このD.Iはプリアンプ的な要素もあり、中のアクティブ回路基板の半固定抵抗を回すとゲイン調整も可能で、私はこの機材のみ通してエレアコをダイレクト録音する事もよくありますね。 ライブでは毎回使用してます。 先日、ブログに書いた通り、新たなベストマッチなトランスが見つかれば通常ラインナップに入れたいと思います。(12/10)