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3月, 2023の投稿を表示しています

Chimaira46:東京M様

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続いては東京のM様の Chimaira46の製作に入ります。 オーダー、ありがとうございます。 毎度毎度、同じ始まりですが、いつもの通りパーツの個体差を計算調整し、選別する作業から。 狙い通りのパフォーマンスを得る為にはどうしても必要な作業なので、各種測定機や回路シュミレーターを使い、丁寧にパーツを選んでいきます。 Chimaira46はパーツ点数が多いので、この作業は結構時間と集中力を要しますね。 といっても、回路中、選別調整が必要なのは半分くらいですかねー。 パーツの数値が適当でも音質に影響がない箇所もあります。(3/31) パーツ揃いましたので、製作に入ります。 まずは木工作業を先にやっておきます。 サイドパネルの加工完了の図。(3/31) 加工したサイドパネルをステインで着色して、乾燥させるの図。(3/31) 昨日は久々のお休みをいただきました。 作業再開です。 上記のサイドパネルは2回目のクリアーコーティングを終えたところです。 季節や気候によって変わりますが、4回くらいは塗り重ねます。 で、基板へのパーツ取り付けをやっております。 画像はバッファーブースターのBoosted Man回路ですね。 ボリュームはパネルに装着してから半田付けするので、まだ嵌めてあるだけです。(4/2) そして、こちらはコンプレッサーのInfinity Lineです。(4/2) で、Dual Twisted Machine 基板です。(4/3) 配線作業に入っております。 画像はLED配線の図。(4/3) こちらはバランサーポット。(4/3) そして、DCジャック。(4/3) フォーンジャックへの半田付け。 端子の表面を磨き、コードは端子に確りと巻き付け密着させ、半田は必要な量のみを流し込みます。 半田の色が光沢なく白っぽいのは、私が下手なのではなく、元々こういう色の半田です。 半田は組成構成によって色が変わりますね。 もちろん、音色も。(4/4) 配線材は数種類を適材適所にて使用します。 シールド線なども使いますね。(4/4) 基板にコードを、生やしていきます。 次はアルミ筐体の加工に入りますが、明日(4/5水)は外仕事で終日外出しておりますので、続きは明後日となります。 完成予定日は4/7(金)です。(4/4) 今日はケース加工し、ラベルの印刷をしておりましたら、最後のラベル

アコースティックギタープリアンプ

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番外編です。 師匠からの依頼にて商品ラインナップにはないシンプルなエレアコ用プリアンプを製作。 イコライザーはアコースティックギターのサウンド創りに特化した美味しい帯域を狙って設計してます。 いずれラインナップに加える事も考え、製品仕様も練り直そうかと思います。

IL-1:長野K様

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続いては長野にお住まいのベーシスト K様よりオーダーいただいたオプティカルコンプレッサー"Infinity Line"の製作に入ります。 ありがとうございます。 いつも通り、丁寧に入魂製作いたします。 いつものパーツ選別が完了の図。 前回のTMD-1に比べて部品点数が少ないので、選別にそれほど時間はかかりませんが、調整がシビアな部品もあります。(3/17) 今日の宮崎は涼しくて気持ちが良いです。 今日(3/18)と明日(3/19)は終日、外仕事で外出しておりますので、更新が途絶えます。 しばらくお待ち下さい。(3/18) お待たせいたしました。 製作開始です。 こちらはInfinity Lineの基板ですね。 基板上の部品の配置や信号のルート等は耐ノイズ等、回路の性能を左右しますので、限られたスペースの中にそれらを計算してデザインする必要があります。 描いた回路図通りにただ繋がれば良いだけではないという事ですね。(3/20) 基板上に部品を取り付けていきます。 この部品の挿し方というのも信号ロスなく耐久性を上げる為の正しい方法というのがありまして、ただ挿して半田付けすれば良いという物ではないんですね。 こういった細部のこだわりがトータル的に良い機材を創り得ると思いますし、これもハンドメイドの利点の一つでしょう。 半田付けは適切な量の半田を適切なタイミングで付ける一発勝負ですので、一つ一つ気を抜かずに丁寧に付けていきます。 付ける瞬間は息が止まりますね。(3/20) 今日は早寝早起きしたので、早朝5時から作業してます。 で、ケース加工完了の図。(3/21) で、ラベリングも完了の図。(3/21) 基板の反対側のボリュームとLEDを取り付け、最後にオプトカプラー(基板上の黒いボックスパーツ)を取り付けます。(3/21) 今日のWBC準決勝メキシコ戦は良い試合でしたね。 それはさておき、ワイアリングに入ります。 画像はDCジャックとバランサーポットの配線完了の図。(3/21) ワイヤリングが完了したら、ケーシングをします。(3/21) という事で完成の図。 うん。良いですね。 サウンドチェックもいつも通り良好です。 綿手をして、本体を綺麗に拭いて、パッケージングします。 ノブのトップの銀色部分は保護フィルムが貼ってありますので、お好きなタイミングで剥が

TMD-1:群馬N様

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群馬にお住まいのN様よりDual Twisted Machineのオーダーをいただきましたので、入魂いたします。 ありがとうございます。 まず、いつものパーツ選別作業を完了しました。 TMD-1はパーツ点数が多いので、この作業だけで、3時間以上かかってしまいます(Chimaira46はもっとかかりますが…)。 しかし、最高のパフォーマンスを得る為のハンドメイドならではの大切な工程ですので、気を抜かずに楽しんでやる事にしてます。 これは非常に難易度の高いパズルゲームの如しですね。 いつも書いておりますが、電子パーツの個体差というのは、トータル的に機材の音質や使用感の個体差として顕著に表れます。 これをやらないと毎機材、別物になってしまいますね。 Twisted Machineの場合、EQ回路が特にシビアでパーツ選びにとても時間がかかります。(3/14) ケース加工完了の図。 綺麗に穴があいたところで、ちと腰が痛くなってきたので、今日はここまでにしておきます。 明日(3/15)は終日、別の仕事で出かけますので、続きは明後日の予定です。(3/14) さて、腰痛は治りましたので、作業再開です。 ケースのラベリング作業を完了しました。 昼食を作って食べたら、次はいよいよ電工作業に入ります。 今日の昼食はパスタですな。 パスタといえば、今日はWBCのイタリア戦ですね。 それまでは全集中で基板の作業いたします。(3/16) では、基板へのパーツ取り付け開始です。 まずはセラミックコンデンサーから半田付けしていきます。(3/16) 基板上のパーツを全て半田付けしました。 次は配線作業ですが、今日はここまでですね。 これからWBC準々決勝イタリア戦を観戦します。(3/16) WBC準決勝進出、良かったですね。 機材の方は配線作業に入っております。(3/17) ある程度、配線したらケースに組み込み、残りの配線を仕上げていきます。 画像は配線完了の図。 サウンドチェック後、ノブ取り付け等の外装仕上げをします。(3/17) サウンドチェックは良好でした。 ノブを取り付けます。 ここは柔らかい真鍮製のマイナスネジですので締めすぎは禁物です。 Wera(ヴェラ)の0.4×2.5のマイナスドライバがジャストフィットします(製品番号118008)。(3/17) で、完成の図。 私は音の"