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Infinity Line:川崎S様

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さて、IL-1のご依頼が続きます。 神奈川県ご在住のSさん分の製作に入っております。 いつものパーツ厳選の儀、完了の図。 機材はトータルバランスが大事ですので、全体的なバランスが取れるように個体差のあるパーツの組み合わせを厳選し調整します。(12/22) パーツの準備が整い、、造り始めます。 まずはアルミ筐体の穴あけ加工から、前回から採用したドリル刃はホントに使いやすいです。 穴位置がズレないようにあけるには、まずリーディングドリルという物で中心に下穴をあけるのですが、この新ドリル刃はその作業が不要です。 道具のチョイスはホントに大事ですな。(12/22) 続いてケースラベリングの儀、完了の図。 これから先はずっと電工作業となります(12/22) 基板上のパーツを全て付け終わったの図。 残るはコード類の配線。 順調に進んでおります。 本日中に完成するでしょう。(12/23) 配線中の図。 完成間近です。(12/23) 配線と筐体への組み込み完了です。 さて、動作確認ですな。(12/23) うん。良いですね。 ちなみに私の機材は各パラメータツマミ位置が画像の如く、全て12時位置にした状態がニュートラルポジションと思っていただければ良いです。 私はほぼほぼこのセッティングで使う事が多いですね。 このセッティングを基準として、ここから、お好みで足し引きしていただけると良いかと思います。(12/23)

Infinity Line:東京A様

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東京ご在住のAさんよりオーダーいただきましたコンプレッサー IL-1の製作に入ります。 いつものパーツ厳選作業を完了しました。 個体差のあるパーツを上手くバランスを取り、製品の個体差を極力少なくする作業。 ところで、現在、TEN-JINの新曲をレコーディング中ですが、これとTM-1は相変わらず今回も使用しております。(12/20) さて、造り始めました。 まずはアルミ筐体の加工。 今回、よく切れるという噂の"月光ドリル"なるドリル刃を使ってみたら、これが非常に使いやすく作業時間もいつもより短縮できました。 これは気に入った。 名前もカッチョ良いし。(12/20) そして、ラベリングの儀、完了の図。(12/20) そして、一夜明けて、基板へのパーツ取り付けの儀、完了の図。 後は配線ですね。 本日、完成かな〜。(10/21) 集中作業してて、またまた配線中の画像を一枚も撮らなかったですね。 なので、いきなり配線完了の図。 ひと休みしたら、音出し確認いたします。(12/21) その前にノブ取り付けの儀。 ちなみにノブのトップの銀色部には保護フィルムが貼ってありますが、これはいつも剥がさずにお送りしておりますので、お好きな時に剥がしていただければと思います。 爪で引っ掻けば剥がれて、ピカピカの綺麗な状態になります。(10/21) サウンドチェック良好にて完成の図。 いつも通り良い感じで、しばらく鳴らしました。 この機材は弾くと気持ち良くてクセになります。 指紋を拭き取り、梱包作業も済ませました。 続いてのご依頼もIL-1が続きます。(12/21)

Chmaira46:東京T様

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東京のTさんより、ご依頼いただいたChimaira46の製作に入ります。 ベースでのご使用との事。 Dual Twisted MachineやInfinity Lineやこの2機を搭載したChimaira46はベーシストの方々のご依頼も多くて嬉しいですね。 で、いつものように個体差を無くす為のパーツ厳選作業をしました。 音質的に機材の個体差をなくすというのは実はとても難しい作業なのです。 1日目は大体この作業で終わりますね。 作業完了しましたので、今日はここまでです。 明日は講師業に出かけますので、製作開始は明後日となります。(11/23) 製作作業開始です。 フロントパネル用のアルミ板に慎重に穴を空けて、裏面のコーティングを研磨し、地金剥き出しにします。 コーティングを剥がすのはノイズ対策のひとつですね。 綺麗に空きました。(11/25) で、ハンダ付け作業に入りました。 まずはエフェクトループのバッファー&クリーンブースター、BoostedManの基板から。 この回路を入れるきっかけとなったのは、エフェクトループに入れる機材のパフォーマンス向上の為ですが、エフェクトループに何も繋がない時もクリーンブースターとして使用可能です。 ツマミ12時位置でほぼフラットとなりますので、ブーストだけでなくカットも可能。 ギターのボリュームやボリュームペダルなどで音量を絞ると、ハイ落ちしたりしますので、ハイ落ちさせずに音量下げたい時に重宝しますね。 私のエフェクトボードに入ってる、Boosted Shrimpというラインセレクターに入ってる回路と同じ物です。(11/25) 続いてはコンプレッサー のInfinity Lineの基板ですね。(11/26) Dual Twisted Machineの基板の前に木製サイドパネルを先にやっておきます。 檜材に型紙を貼り、カットしたの図。(11/16) ディスクサンダーで形を整えて、ネジ穴の面取りしたら、一度ケースに装着してチェックします。 うん。良い嵌り具合ですな。 次は角の面取りと仕上げ研磨をして、着色とクリアコートですが、夜はとなりのスタジオ部屋でTEN-JINの新曲のレコーディング作業に移りますので、今日はここまでとさせていただきます。 土日も終日、講師業ですので、続きは月曜日となります。(11/26) と言いながらもステ

Jam's Bond:岐阜M様

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続いてはリピーター様のオーダー。 D.IボックスのJam'sBondの製作に入ります。 ポイント・トゥ・ポイント配線のディスクリート回路にトランスという構成にて、アクティブ(ファンタム&電池駆動)とパッシブ両方の仕様で使えるというこのD.I。 私自身、ナチュラルで音楽的なサウンドがとても気に入っていて、レコーディングにライブに長年愛用しておりますね。 過去にレコーディング&P.Aエンジニアの方々に何度か製作しましたが、こちらでも非常に評判が良いです。 しかし、この機材で使用してるトランスは現在、製造中止となってしまい入手は非常に難しく、ストックもありませんので、お問い合わせいただいた時に一度はお断りさせていただいたのですが、なんと、お客様自ら見つけてきて下さいまして(画像)、この度、製作する運びとなりました。 よく見つけましたね〜。 ご近所のオーディオリサイクルショップで新品未使用品を救出されたとの事。 で、このD.I、代替えのトランスで私が気にいるのがあれば、製品ラインナップに加えたいところですが、なかなか"これだ"というのがまだ見つかりませんな。(11/4) いつもなら筐体加工から始めるところですが、発注したケースは現在、米国からこちらに向かっております。 なので、基板の方を先にやっておきましょう。 この機材はパーツの足を直に繋ぐポイント・トゥ・ポイント方式で製作しますので、ユニバーサル基板というのを使用します。 必要な大きさにカットし、磨いたあと、完全脱脂をしてフラックスを薄く塗り終わったの図。(11/5) 半田付け前の基板の拡大画像です。 このように半田を付ける前の段階でも、しっかりと結線されてるように接合しなければ本当の意味でのポイント・トゥ・ポイントにはなりません。 極力、半田による信号ロスを減らし、接合部の堅牢性も高める為に完全密着させるのが大事です。 結構、細かい作業ですが、私は趣味で機械式腕時計の整備なんかもやってますので、それに比べたらデカく感じますね。(11/5) 先程、ケース材が届きました。 思ってたより早かったですね。 ついでに、そろそろストックが尽きそうなパーツもいろいろと仕入れときました。(11/5) で、基板へのパーツ取付完了にて、今日はここまでとしておきます。 次はケース加工となりますが、

TMD-1:L.AのYukariさん

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 L.Aを拠点に活動してらっしゃるCribabiというバンドのYukariさんよりDual Twisted Machineのオーダーいただきまして、製作しております。 Cribabi、ホントにカッチョ良いので、PVや音源のリンクもある下記のホームページを是非チェックしてみてください。 Cribabi ホームページ http://www.cribabi.com/ で、いつもと変わらぬ作業工程ですので、毎度同じような画像ですが、まあご依頼者様に作業の進行状況をお見せする為のブログですので、ご了承を…。 画像はパーツの選別作業を完了の図。 パーツの個体差による製品の個体差を無くすための大事な調整作業です。 全てのパーツの準備を整えて製作に入ります。(10/28) 例えば、ボリューム。 本日、機材で使うボリュームを大量に入荷しましたが、同じ100KΩのボリュームでも、抵抗値を測定してみるとかなりのバラつきがあります。 抵抗値ごとに仕分けしました。 機材の個体差を出さない為にはボリュームと周りの固定抵抗などの組み合わせを計算し、上手く調整します。(10/29) で、いつものように製作はまず筐体穴あけ加工からです。 うん。綺麗にあきましたね。(10/29) ケース、ラベリングも完了です。 続いては電工作業となりますが、明日から2日ほど外仕事に出ますので、工房作業はお休みします。 続きは11/1(月)ですね。(10/29) さて、昨日より作業再開しております。 基板へのパーツ取り付けが完了。 残るは配線作業です。(11/2) で、配線中の図。 もう完成しそうですね。(11/2) 配線完了です。 音出しチェックも良好ですね。 手前味噌ですが、やっぱこれ最高ですな。 あとはツマミや電池ホルダーなどの取り付けや、取説印刷やパッケージング作業して完了ですが、今日は燃え尽きましたので、続きはまた後日。 一杯やって寝ます。(11/2) 完結編です。 完成の画像を撮り忘れて梱包してしまったので、梱包完了の図(爆)。 L.Aに向けて本日発送完了しました。 Yukariさんはロックアーティストですが、表現のアイテムとして箏も弾いたりするとの事で、今回は箏を歪ませる上で生音の響きも残したいとの事でこの機材を選んでいただきました。 Dual Twisted Machineは2つのプリアンプの設定をミッ