Chimaira46:岐阜M様
続いてもChimaira46ですね。
岐阜のMさんオーダー分です。
私も9歳頃まで岐阜に住んでました。
筐体の加工完了の図。
サイドパネル製作も完了してます。(2/24)
で、Boosted ManとInfinity Lineの基板のパーツ取り付け完了の図。
現在、Dual Twisted Machineの基板を製作中です。
Chimaira46のエフェクトループに入ってるバッファーアンプ/クリーンブースターBoosted Manは今から10年近く前に自分で使う為に設計した回路です。
これ、ゲインつまみが12時位置くらいでレベルがフラット。
要するにカットする方にも機能します。
クリーンブースターにレベルを下げる機能が必要か?と思われるかもしれませんが、たとえば曲中にレベルを下げたいポイントがある場合、ボリュームペダルで下げたりギターのボリュームを下げると音質がマイルドになりますが、タイトな音色のままレベルを下げたい時などもありますので、カット側もある
と便利だと思ったわけです。
で、今回はセンドリターンに繋いだ機材のノイズを抑え、かつゲインを調整できるバッファーアンプとしてBMを導入したわけですが、これが非常に便利ですね。
ちなみにセンドリターンに何も繋がない場合も普通にクリーンブースターとしてオンオフできるようになってます。
現在、新作の案がいくつかあるのですが、いずれはBoosted Manも単体で、なるべくコンパクトな筐体にてラインナップに加えたいと思ってます。(2/24)
私はSonic Youthなど、ノイズをも表現の手段として使用するアーティストも昔から好きで、自分の演奏なんかでも、ギターや機材が発するノイズをエフェクト処理してサウンドを創ったりなんかもするのですが、自分の製作機材は意図としないノイズは極力抑えるように心掛けてます。
機材を創りはじめて30年近く、いまでもノイズ対策の研究を続けてますが、ノイズを減らす要素というのは回路の設計はもちろん重要ですが、基板パターンのレイアウトや配線の仕方等々、実装技術によるものがほとんどだと思いますね。
歪み系エフェクターの回路などは信号を百倍以上に増幅してクリップさせますので、ノイズが増えるのは当たり前なんですが、増幅回路を通る前の回路でノイズに強くなる信号を作ります。
Chimaira46のセンドリターンはセンドから信号が送られる前の段階で同じ事をしてますので、センドリターンに繋ぐ機材のノイズを抑えられますね。
でもどんな回路もただ繋げば良いというわけではなく、実装技術がまずいとノイズにやられます。
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