Chimaira46:東京M様

続いては東京のM様の Chimaira46の製作に入ります。
オーダー、ありがとうございます。
毎度毎度、同じ始まりですが、いつもの通りパーツの個体差を計算調整し、選別する作業から。
狙い通りのパフォーマンスを得る為にはどうしても必要な作業なので、各種測定機や回路シュミレーターを使い、丁寧にパーツを選んでいきます。
Chimaira46はパーツ点数が多いので、この作業は結構時間と集中力を要しますね。
といっても、回路中、選別調整が必要なのは半分くらいですかねー。
パーツの数値が適当でも音質に影響がない箇所もあります。(3/31)

パーツ揃いましたので、製作に入ります。
まずは木工作業を先にやっておきます。
サイドパネルの加工完了の図。(3/31)

加工したサイドパネルをステインで着色して、乾燥させるの図。(3/31)

昨日は久々のお休みをいただきました。
作業再開です。
上記のサイドパネルは2回目のクリアーコーティングを終えたところです。
季節や気候によって変わりますが、4回くらいは塗り重ねます。

で、基板へのパーツ取り付けをやっております。
画像はバッファーブースターのBoosted Man回路ですね。
ボリュームはパネルに装着してから半田付けするので、まだ嵌めてあるだけです。(4/2)

そして、こちらはコンプレッサーのInfinity Lineです。(4/2)

で、Dual Twisted Machine 基板です。(4/3)

配線作業に入っております。
画像はLED配線の図。(4/3)

こちらはバランサーポット。(4/3)

そして、DCジャック。(4/3)

フォーンジャックへの半田付け。
端子の表面を磨き、コードは端子に確りと巻き付け密着させ、半田は必要な量のみを流し込みます。
半田の色が光沢なく白っぽいのは、私が下手なのではなく、元々こういう色の半田です。
半田は組成構成によって色が変わりますね。
もちろん、音色も。(4/4)

配線材は数種類を適材適所にて使用します。
シールド線なども使いますね。(4/4)

基板にコードを、生やしていきます。

次はアルミ筐体の加工に入りますが、明日(4/5水)は外仕事で終日外出しておりますので、続きは明後日となります。
完成予定日は4/7(金)です。(4/4)

今日はケース加工し、ラベルの印刷をしておりましたら、最後のラベルの印刷中にラベルプリンターが故障しまして、修理を試みましたが、残念ながらもう寿命ですね。
業務用の少し高い物なのですが、仕方ないので、新しい物を注文しました。
まあ、こんな時は厄祓いできたと思う事にしてます。(4/6)

加工したフロントパネルにラベリング完了の図。
ここは先にラベルを貼らないと回路を組み込めませんので、印刷できなかったラベルが背面パネル用だったのは、不幸中の幸いでした。(4/7)

パネルに基板を装着し、残りの配線を仕上げます。
画像は配線完了の図。
またラストスパートで途中の画像を撮り忘れてしまいましたね。
この段階で、音出して動作確認しましたが、非常に良い感じです。
というかいつもと同じですね。
このいつもと同じにするというのが、なかなか難しいのです。(4/7)

ケーシングして、ノブを取り付けました。
明日(4/8)、新しいラベルプリンターが届きますので、背面パネルのラベルを貼り、サイドパネル取り付けて完成ですね。
発送は平日のみとなりますので、月曜日(4/10)の発送を予定しております。
今暫くお待ち下さいますよう、お願いいたします。(4/7)

最後のラベルとシリアルナンバーラベル(底部)を貼り、塗装の仕上がったサイドパネルを取り付けて完成の図。
この段階で再度音出し確認しました。
今回もパーフェクトな仕上がりです。
綿手をはめて綺麗に拭いて梱包します。
ノブの銀色部には保護ビニールが貼ってありますので、お好きなタイミングでお剥がし下さい。
なお、このChimaira46だけは送料をなるべくお安く(60cmサイズ)発送する為に化粧箱は使わない事にしております。
エアキャップで厳重梱包にて発送いたします。
大変、長らくお待たせいたしました。(4/10)

後記…。
Chimaira46は無事に納品完了。
で、改めて、故障したラベルプリンターを分解して修理を試みたところ、治ってしまいましたね(爆)。
なんじゃそりゃですな。
機械はいずれ壊れるので、新しく買った物は予備機としてキープしておきます。(4/13)

コメント

このブログの人気の投稿

Chimaira46:長崎Y様

Chimaira46:名古屋A様

IL-1:石川S様